オンラインセミナーでも、初めての面談でも、これは必ず話したい重要な事です。

 最近は学校でもスケジュール管理の大切さに気付いてスケジュール帳が配られ、記入しなさい。と指導されるようです。ところが…どんなふうに行っているのか生徒に聞いてみたところ、一通りどのように記入して、使い方なども説明はあるようなのですが、その完成したスケジュールの確認や管理などはあまりやっていないようでした。もちろん学校の先生が生徒のひとりひとりのスケジュール管理をするのは大変な事だと思います。あとは、先生によるのか、学校の考え方によるのか、本当に大事な事だという認識がいきわたっていないのではないではないだろうか?と想像します。

私の体験になりますが、某個別指導塾の教室長をやっていた頃に感じたことは、成績が伸びる伸びないの差は、普段の勉強時間の差であると感じました。最初は100点満点中平均点30点くらいの生徒が塾で分からないところを説明してもらって理解できるようになる。そのあと自分でどのくらい勉強時間をかけているか、で少しましになるか、ぐんぐん伸びて平均点80点以上まで伸ばすかが分かれていたと思います。

リンクスタディエースでは、最初の面談の時にもお話しますが、生徒ともスケジュールについて説明して、記入してもらいます。毎日の勉強時間は、本人にどのくらいならできそうか確認しながら設定します。平日2.5時間土日2時間、テスト前はもう少し増やそうか。など。どの時間にどんな勉強をするのが良いのかなどもお話します。まだ入会したてで、さほど実際の家庭教師を回数行っていなくても、1か月まじめに決めたスケジュールの時間で勉強するだけでものすごく成績が上がります。その効果は指導している側の予想以上です。もちろんそれだけ劇的に効果が出るのは、生徒がまじめに取り組んでいるからこそではありますが。

スケジュールを自分で作成するまではめんどくさくてもなんとかできるかもしれません。けれど、それを実行していく事は、かなり意識が高い人でないとなかなかできないものです。だから確認してあげる事が重要です。

スケジュール管理の効果のポイントは、

★自分の行動を目に見えるようにする

★意識的に勉強に取り組む

★毎日の生活の中にルーティン化して組み込む

です。