夏休みですね。
今年もものすごく気温が高い日が続いています。
体調管理のために、朝起きたらまず水を1杯飲みましょう。
よく白湯が体に良いと言いますが、夏は身体の温度が上がっているので、あえて温かいお湯を飲む必要はありません。寝ている間にかなりの水分が抜けているのでまずは水を飲んで水分補給です。その時はお茶や甘い飲み物ではなく水が良いそうです。水分が足りなくなると頭痛の原因にもなります。朝ごはんは食べなくても、水分はしっかりとりましょう。お腹がすいたらご飯を食べます。
日が出るともう暑いので、早起きできたら、日の出前の5時頃に散歩や体操をして身体を目覚めさせます。
朝は、どんな音が聞こえてくるでしょうか。
鳥のさえずりは聞こえますか?
セミの鳴き声は聞こえますか?
誰かが起きてるでしょうか?
町は何時頃から動き出している気配がしますか?
集中力がどうしても続かない人は、勉強の時間を10分あるいは5分でやるようにします。1日のうちに朝、昼、晩、でも良いです。夜は少し長めに集中できそうならチャレンジしてみます。
勉強する時に、5分でどのくらいの量の問題を解くことができますか?
時間を意識して、ノートに残していくと、自分が5分で勉強できる量がわかるようになります。
5分に慣れたら10分で、と増やせるようになると良いですね。
夏休みは出かけることも多いでしょう。
その時には、周りの景色をしっかり眺めてみてください。
街に出かけたら、お店の様子、歩いている人の様子、看板。
駅や道路の看板、乗り物の形、種類。
空の雲、色、風のにおい。
海の色、波の様子、におい、砂、岩、生き物。
目に入る情報から、あなたの興味を惹かれるものはありましたか?
何か疑問は湧きましたか?
机の上で文章や数字を見て覚えようとしても、
なかなか勉強したいと思えないかもしれません。
けれど、全ての教科は体験に基づくものから入ることができます。
理科も社会も、興味を持って世界を眺めると教科書に書かれていることが自然に理解できるようになります。そして、全ての教科は繋がっているので、一つ得意な教科ができるとそこから他の教科の理解に繋がっていくのです。
算数、数学は抽象的で、生活に繋がっていることが最初は分かりにくいかもしれません。
けれど、一番身近で一生必要性があるものです。今理解できなくても、体験を重ねていくことで大人になったら理解できるようになることも多いです。
国語は、文章を読み解く力が重要ですが、自分の考えをまとめるためにも必要です。言葉をよりたくさん知っていると、表現する手段が増えるので、ストレスが減ります。言葉でどう表現して良いかわからないと、暴力に頼ってしまうこともあるのです。自分の気持ちを表現できるというのはとても大切なことだと思っています。
あなたはどんなことが好きですか?
自分の好きなことを発見する夏休みになると良いですね。