今日は高知市内の小学校の卒業式でした。
気温は低いですが雨にはならず、外で写真を撮ることができて皆さん晴れやかな顔でした。
数年前までは、ブレザーの子が多かったですが、今年は男女ともに袴姿が目立ちました。
改めて和装が見直されているようで嬉しいです。
九州のド派手成人式が毎年話題になりますが、現地のYoutuberの方がじっくり紹介されているのを見ると、
派手なだけではなく個性豊かでおしゃれに着物を着こなしている人も大勢いました。
中学、高校は制服での式典参加のところが多いと思いますが、それもまたその時にしか着ることのできないものなので、後から見ると感慨深いものです。
式典は、ハレとケでいうところのハレの日なので、やはり普段とは違う華やかな雰囲気を感じることは文化なので、大切にしたいと思います。

伝統的な文化を大切にすることと、新たな文化を創ってゆくことは、相反するものではありません。
昔から「温故知新」と言われるように、昔からあるものを知ることで、新たなものを生み出す時に、より厚みのある良いものが生まれる。
新たなものは反発もありますが、そのことでより強くしなやかなものになっていくでしょう。

今の世界は、AIが発達して、嘘や偽物も多く出てきて、本物を見極めるのが難しくなってきています。
だからこそ、自分で調べる能力、考える能力というのがとても重要になります。

そして、少子化ということで将来が心配されることも多いですが、人口が少ないからこそ
一人ひとりの個性が発揮しやすくなります。自分が楽しいと思うことをできるようになりましょう。